24時間自動でFXトレードできるMT4(メタトレーダー4)のEA(エキスパートアドバイザー)で不具合が発生した時は、logを確認することで不具合の原因を判断する材料としましょう。MT4のEAが動かない、変な動きをするといった不具合が発生した際、他者から購入したEAならまずは販売者に問い合わせてみるのも良いですが、自分で作成したEAやインジケーターを使用している人は自分で原因を突き止めて修正をおこなう必要があるのでlogを確認する方法を知っておくことは大変重要です。販売者に問い合わせる場合でも、logを送った方がスムーズですし、logを送るよう指示があることが多いと思います。EAのlogを確認してみて、EAの問題ではなくMT4自体に問題があると判断した場合はMT4のlogも確認してみましょう。
MT4が出力できるlogファイルは、「MT4の全体ログ」、「バックテストのログ」、「EAなどの情報のログ」の3種類でフォルダが分かれています。logファイルが格納されている場所を開くには、メニューバーの「ファイル」から「データフォルダを開く」でフォルダを開きます。
「データフォルダを開く」で開いたフォルダの中にあるlogsフォルダがMT4の全体ログです。「データフォルダを開く」で開いたフォルダの中の「tester」フォルダの中にあるlogsフォルダがバックテストのログです。「データフォルダを開く」で開いたフォルダの中の「MQL4」フォルダの中にあるLogsフォルダがEAなどの情報のログです。格納されている場所が違うだけでフォルダ名が同じなので間違えやすいです。間違えないように正しいフォルダを選択しているか必ず確認するようにしましょう。
なお、MT4を起動中の場合は、起動させたままlogを出力してしまうと、直近のlogが記録されていないものが出力されてしまいますのでご注意ください。