MT4のEAを稼働させるにあたり、曜日は関係あるのでしょうか。今回はEAを含めたFXトレードに関連する曜日について解説していきます。各国のFX市場の開場時間は、基本的には平日月曜日から金曜日の朝9時から夕方5時までです。これは各国の時間ですので、日本時間で考えるとイギリスの午前9時は日本の夕方5時にあたります。そのため日本の深夜でもロンドン市場は開場されていることになります。時差の関係で、日本の市場が閉まっている時間帯でも他国の市場は開場されています。それを踏まえると、FX取引ができるのは主に月曜日の早朝から土曜日の早朝までか開場していることとなります。

▷月曜日〜金曜日
基本的な開場時間は朝9時から夕方5時です。欧米の国々では、サマータイムが導入されているので注意が必要です。冬場(11月〜2月)は1時間遅れます。

▷土曜日・日曜日
世界各国のマーケットは、土曜日・日曜日は休場しています。ただし中東のバーレーン市場は休日が金曜日のため、土日でも開場しています。なお市場は休場となり取引をすることはできませんが、価格は動き続けています。そのため土曜日・日曜日の世界情勢が価格に影響を及ぼすこともあります。

▷祝日
その市場の国の祝日に従います。東京市場は日本の祝日は休場となり、ニューヨーク市場ではアメリカの祝日は休場です。1月1日元日やクリスマスはほとんどの市場が休場となります。

MT4のEAを利用する中で特段曜日を意識する必要はありませんが、FX市場において平日の中でも値動きが激しいとされているのが月曜日と金曜日です。

▷月曜日
土曜日・日曜日のあいだに経済や政治に影響を与えるような事件や災害があると、月曜日の相場に大きく影響を及ぼします。週末は取引ができず損切りをすることができないため、投資家の中には週末にはポジションを持ち越さないという方もいます。MT4のEAでは、トータル結果で見ると、週末にEAを停止してもしなくても成績にあまり影響してこないことも多いです。政治状況が不安定なときだけ、週明けにポジションを持ち越さないようにしておくのもいいでしょう。

▷金曜日
週末の値動きに備え、ポジションを決済する投資家も多いため、値動きが激しくなる傾向にあります。また毎月第一金曜日にはアメリカの雇用統計が発表されるため、発表後はドル以外の通貨にも影響を与え、大きく市場が動きます。そういった不安定性を避けるために多くの投資家が、米雇用統計発表前にポジションを決済するのです。

多くのEAトレーダーが気になるのが、土日はMT4のEAを停止するべきかということです。先にも述べましたが、結論としては基本的には止める必要はありません。ほとんどのEAでは土日も含め、24時間稼働させ続ける前提で作られています。一旦損が出たとしても長期的な目線で見たときにその損を取り戻すようなロジックでプログラミングされているので、むやみやたらに止める方がいい成績を出してくれないこともあります。ただし、要人発言が予定されているときや、大きな変動が予想されているときにはリスクを避けるためにEAを停止したほうがいい場合もあります。

毎週週末停止をすることで週明けの変動を避けることができるかもしれませんが、週明けにMT4やEAの稼働を再開させるのを失念してしまうリスクも捨てきれません。EAを使う最大のメリットは、ほとんどほったらかしにできるという点でもありますので、その利点を活かすためにも毎週毎週停止する必要はないでしょう。MT4のEAを利用する場合は、あまり曜日にとらわれずに稼働させ続けて問題ありません。基本的には稼働させっぱなしのほうがいい成績を残してくれます。

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